大工さんの工事の中で、仕上がりにかかわる仕事を造作工事といいます。
中でも私たちが枠廻りと呼びますが、サッシの枠、引き戸や開き戸、引き込み戸などいろいろな形式のドアをはめる枠。鴨居や敷居。 設計者はそれらの納まりを大切に考えています。 それらの材質や形状寸法。 これがその家の質を決めるともいえるでしょう。 大工さんが現場で板を削り、溝を掘って一枚一枚仕上ていきます。 寸法も結構まちまち。 住みやすさ、使いやすさを考えるとそうなるのです。 このような仕事は、住宅メーカーなどの商業化された工事ではやりません。納まりを単純化、標準化して、工場で作った模造品が納入され、大工はただそれを壁に貼り付けるようになっています。材料も反りのない合成品ばかりです。
by takahashi-sekkei
| 2009-02-08 23:01
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by takahashi-sekkei カテゴリ
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